2015年10月6日火曜日

PAやってみる!


 

今日から特設PAでオペレーションです。
まだ機材の使い方に慣れていません^^;



こちらが本部になるスカイルークです。左右にCSP10のスピーカーとワイヤレスマイクの強化アンテナが立っています。












そして、サブウーハーです。ピーク値1800Wもの大出力です。BGMで低域がある曲などは迫力が桁違いにあります。

こちらはライブ配信用のブースです。特設PAミキサーの後ろに配置されています。
まだ、映像系統の機材が届いていません(卒業生より機材を貸して頂いています)
テスト用に民生用のカメラを接続してみます。


 この本部の電源は、水銀灯(照明)の電源も共有されているため照明と点灯すると電圧降下が起こります。3年ほど前には100V電源が80V近くまで落ち込み一部機材が暴走をするトラブルが発生しました。

昨年は、その失敗を踏まえ200V(幸いにも単相三線式でした)を取り出し1KVAの可変変圧器を使用し対処しました。

しかし、アンプ以外の電源すべてをこの変圧器から取り出した為、定格を超え気味となりました。
また、今年は外部プロセッサなどの増強もあったため容量が心配となり、根本的解決を図るために別の個所にある200V電源を引っ張ってきました。また、200Vで動作する機器と分けることで変圧器の負担も減らします。

 最大照明時においても約2%程度の変動にとどまっており配信時のトラブルは回避できるものと思われます。
 こちらは特設PAのアンプ用電源です。強力な水銀灯との並列回路であるゆえに8V~10Vと10%近くもの電圧降下がありました。アナログアンプ2台とデジタルアンプが2台ありますが今のところは何も問題ありませんでした。

こちらがニコ生・ユーチューブライブの配信環境です。PCスペックは、Corei7、QUADRO K2000、メインメモリー28GB、メインシステムSSDと高スペックです。ビデオキャプチャーボードはDC-HC1、いわゆるドリキャプボードです。安価で1080iまでのキャプチャに対応しています。が!これが後で問題になりました・・・本日は予行の為、テスト配信(非公開モード)を行い順調に5時間ほど続けました。外部からの確認で、何やら映像にたまにノイズが走ったりHDMI経由で取り込んでいる音声においてもノイズがはいっているとの報告がありいろいろ設定をいじるもその症状が悪化していき最後には、なぜか1/4程度の解像度になってしまったりと故障気味になってしまいました。

安価なキャプチャーボードではありますが耐久性がありません。そこで卒業生のアドバイスを受け放送業界レベルの機材でありBlackmagic DesignのIntensity Pro 4Kを発注しました。現状スペックでは難しいでしょうが4Kキャプチャーにも対応します。

さて、電源の取り込みは観客席向けのスピーカーケーブルですがケーブルを建物に合わせると遠くなるし用具などもあって心配です。そこで天井を這わせることにしました。これにより最短距離でありながら他の作業の邪魔にもなりません。現在のところ配信用電源、観客席SPケーブル、サブウーハーSPケーブルが走っています。おそらく映像用の光ファイバーも通ることでしょう。



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