2015年10月4日日曜日

PAの構築する

 小倉工業のグラウンドでの放送は、独立の放送システムが据え付けてあります。しかし体育大会の際は観客席や花火などの影響があって据え付けのシステムでは出力が足りない為、独自にPAを組んでいます。

右が据え付けの放送システムです。簡易ミキサーなどで誰でも扱える用に簡単になっています。
左が特設のPAシステムになります。

下からメインSP用のアンプ、スーパーウーハー用アンプ、野球ベンチ側の観客席SP用アンプ、校舎側観客席SP用アンプ、31バンドハウリングサプレッサー付グラフィックイコライザー、音響プロセッサー、チャンネルデバインダーになります。



そして、こちらがデジタルミキサーとUSBフラッシュメモリー対応CDプレイヤー2台とアナウンスマイク用のハウリングサプレッサーです。アナウンスマイクは、メインSPに近いのでハウリングが起きやすい為、dbを稼ぐためにも専用でハウリングサプレッサーを入れています。写真には写っていませんがマイクはシュアーのSM58にトモカのカフを入れています。

 ミキサーの割り当ては、1chがアナウンスマイク、2ch~5chが既設のワイヤレスマイク4本、あと13ch・14chがCD1、15ch・16chがCD2に入れて1~5まではそのままフィーダに入れてステレオリンクをかけて右のフィーダ2本にステレオ入力となるようにパッチしています。ハウリングサプレッサーは、インサーションでch1に入れています。

 特設PAシステムとミキサーはマルチケーブルでつないでケーブル裁きはスマートになっています。これはミキサー卓をある程度、動かせるようにしているためです。

今回の結線図です。


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